恐怖を喪失することほど恐ろしいことはない。何に対する? もちろん、〆切に対してだ。〆切が迫ってくる恐怖も、〆切をクリアした時の連帯感も、〆切を破ったことに対する怒りも、何も、何も感じない!
始めて同人誌を作った時の、あの純粋な必死さ。自分が全力で編集していた時の、あの猛烈な執念。それらが、今の自分からすっぱりさっぱり抜け落ちている。
「面倒くさい」は敵だ。とid:sayumeは言った。いや、まったくだ。
だが、腐った魚のような目で、黙々とカットアンドペーストをしている自分は、それを「面倒くさい」とも思っていない。だからといって、楽しいのかと問われると、よく分からない。〆切ギリギリになれば、テンションがそれなりに上がって楽しいのかもしれない。
でも、そのためにスケジュールをギリギリにするのはどうなのか。いや、どうなのか。