2007-01-01から1ヶ月間の記事一覧

帰国告知

二月五日に一時帰国します。 月末ぐらいまでいる予定ですので、時間がある方、飲みましょう!

ジャック・リッチー『クライム・マシン』(晶文社)

話のついでに、ジャック・リッチーの短編集をお借りした。 ジャック・リッチーはヒッチコック・マガジンやEQMMで活躍した短編の名手。星新一ばりのショートショートもものにする、最近ではあまり見ないタイプのミステリ作家である。1981年には「エミリー…

世間の狭さ

一年半前、要するに上海にやってきた当初に知り合った留学生と、実は7年前に何度かお会いしていたことが先週発覚した。もっと早く気づけばよかったのに、と後悔しきり。互いに共通の知人もいたため、話が盛り上がった。しかし、まさかワセミスとは……。 聞く…

平山夢明『独白するユニバーサル横メルカトル』(光文社)

日本からの救援物資その3。昨年の「このミス」で1位になった短編集。 平山夢明の名前をどこかで見たことがあると思ったら、井上夢人編「異形コレクション」の常連だった。ホラーアンソロジーの常連ということからも分かるように、きわめてホラー色の濃いミ…

京極夏彦『邪魅の雫』(講談社ノベルス)

日本からの救援物資その2。ネタバレ注意。 久々に京極を手にすると、読み終わるのに非常に時間がかかる。特に序盤で、これまでの作品の登場人物やらエピソードに言及されるシーンが頻発して、思い出すのが非常に面倒である。思い出さなくても読み進む上で支…

上海の貧乏生活

外は非常に寒いのだが、帰国のチケットを買いに街まで出かける。ようやく、街の中のクリスマス飾りも撤去され、新年の雰囲気が出てきていた。帰りにちょっと奮発して吉野家で飯を食う。セットメニュー20元なり。日本と値段がほとんど変わらないのであった。…

西尾維新『化物語』(講談社BOX)

昨年末に届いた救援物資その1。シマモト先生、sayuk先生、どうもありがとうございました。 正月休みを利用して読了。『ネコソギ』以上にラノベでした。20文字以内にまとめると、「主人公の少年が周囲の美少女に言葉責めに遭う話」。『君と僕のこわれた世界…

あけました

おめでとうございます。今年もよろしくお願いします。 正月は酒を飲んだりゴロゴロしたりマンガ喫茶に行ったりしていましたが、そろそろ、正月を理由にだらだらするのもおしまいでしょうか。そろそろ一時帰国の飛行機のチケットを買いに行かないとなぁ。