人間の知恵はそんなものだって乗り越えられる

国家権力が暴力装置を抱えていることは明々白々の事実なわけで、タイーホしようと思えば、何時でも何処でも誰でも何でも逮捕できるのは、オウムの時を見れば分かっていたはず。今回、京都府警は完全に悪者のようですが、強硬手段をとってでもWinnyを取り締まらないと、第二第三の情報漏洩事件が起こりかねないと判断したとしても、まあ、無理はないでしょう。(それはそれで、悲しい話ではありますが)
むしろ、恐ろしいのはアレを「犯罪的な、悪質なプログラムである」と認識して/させてしまうマスコミと人々だと思うんですが。道具に善悪を持ち込んでも仕方がないでしょうに。善良な出刃包丁と悪質な出刃包丁、善良な銃と悪質な銃、善良なプログラムと悪質なプログラム、いずれもナンセンス。結局、ユーザーが替わらない限り、「もっと巧妙なP2Pソフト」が出てくれば、同じことが繰り返されることになってしまうはず。
 根本的に解決しようと思うなら、それこそ47氏が言っているように、著作権のありかたそのものを変えるか、あるいは、(P2Pソフトで著作権侵害をするような)モラルの低い人間を片っ端から粛清していく他ないと思われるがどうか。


――ならば、今すぐ、愚民ども全てに、叡智を授けて見せろ!