上海オタク事情(1)

 無駄にエントリー増やすのも迷惑かもしれないけれど。
 先週一週間かけて、上海のオタクショップを調査してきた。調査というよりも、アキバ分が不足しきって死にそうだったので。
 結論として、上海には思った以上にオタクショップがない。マンガもアニメも、ほとんどまともな手段では手に入らない。海賊版でしかアニメやマンガを見られないので、しょうがなく海賊版を買っている人も多いのではないかと思う。
 ちなみに、上海で一番、アニメ系のグッズが売られているとされる文廟周辺でも、ぬいぐるみとプラモと海賊版CD、DVDぐらいしか手に入らない。一軒だけコスプレショップがあったが客は全く入っていなかった。そもそも、あの辺りの店はもともと学童向けの文具屋や洋服屋だったのが、流行に乗ってそういう物も扱うようになっただけなので、店主のおじさんおばさんは、アニメキャラの区別もつかないようだった。
 客層もちょっとファンシーなグッズを買いにきた高校生から大学生ぐらいの女子と、日本のDVDを買いに来た若者ばかり。秋葉原にいるアレな雰囲気の人はいなかった。それが、良いことなのか悪いことなのかは分からないが。