第五回中国国際デジタルエンターテイメントエキスポ&カンファレンス(ChinaJoy)

 7/12-15の日程で、上海新国際展覧中心にて行われていた第5回ChinaJoyに行ってきた。
 早起きして、9時過ぎに会場に着くと、そこには長蛇の列が。入場券を買うのに1時間以上並ばなきゃならなかった。気温と湿度がどんどん上がる中、汗だくになって並ぶ。中国人も(珍しく)黙って並んでいる。時々、割り込もうとしたおっさんと警備員がもめている。どうやらダフ屋のようだ。そりゃ、チャンスだもんな。
 会場内の盛大ネットワークブースで、寄寓にも松田さんと大山さんに遭遇。一緒に回る。コスプレ大会のバックヤードを見せてもらっている途中では、同じ寮に住んでいたデイビーにも出会う。ていうか何で?
 とりあえずメモだけ。

  • 今年は日本企業単独での参加がほとんどない。SECIとスクエニだけ? 中国の企業と提携しているゲームについては、中国側企業がブースを出している例はある。光栄とかテクモとか。
  • ソニーブースは昨年よりも観客が大幅減の模様。そりゃ、去年はPS3が中国で初お目見えだったから特別だっただろうけど。
  • 中国(元)最大のネットゲーム会社、盛大ネットワークがテクモと提携。DoAオンラインを全面に押し出していた。ていうか、中国で水着のキャンギャルはOkだったんですか。それにしても起死回生の一手がデドアラなのか。確かに、エロゲの海賊版が軒並みポリゴンゲーだということを考えると、悪くない選択肢かも知れないが。あと、おまけで「水着で卓球」というコンセプトのゲームを開発してた。何か盛大ネットワーク始まったな、って感じか。
  • その他の中国大手ソフトメーカー(ネット・スタンドアロン問わず)は相変わらず。網易や金山軟件も見たところ従来とあまり変わった様子はみられない。
  • 去年はアクロバティックなブースを組んでいたEAも、今年は大人しめ。看板はTheSims2とハリポタとFIFAサッカー。一等地にブースを構えている割には、人の流れはあまりなかった模様。
  • 大山さんに案内されてコスプレイベントを見学。確かに、杭州からのチームの表演は圧巻。舞台に上がる人数だけでも50人以上。スタッフ総勢で70人近いとのこと。表演は、うーん、小芝居というよりも、ラスベガスのホテルとかであるようなレビューに近いもの。実質20分ほどであったが、演出、演技ともに格段に上手かった。ちなみに演目は「戦国無双2」の全41キャラ総登場。そりゃ、50人以上必要だろう。舞台での動きを見ていると、ちゃんとゲームの内容と日本史を理解している人が演出しているのが分かる。

 中国のコスプレは明らかに日本の学生演劇と同じ匂いがして、どことなく懐かしかった。