2005-07-28から1日間の記事一覧

伊坂幸太郎『死神の精度』(文芸春秋)(ISBN:4163239804)

読了。 薄い、というのはさておいて、良い話、実に良い話だ。やはり、伊坂幸太郎は飄々とした作風が良く似合う。 調査員で死神、という主人公が、調査対象の男女を一週間調査して「可」か「保留」かを判断する、というのが全作を通したストーリー。儀礼的な…