竹本健治『闇の中の赤い馬』(講談社ミステリーランド)

読了。1時間かからないで読めた。
キリスト教系高校の寮を舞台にした密室殺人事件、美少年も出るよ、みたいなっ。
少年向けなのに『ウロボロス偽書』みたいなことをするのかとビクビクしていたのですが、意外とまともにミステリしていた。良いことなのか拍子抜けなのか(いや、良いことなんでしょうけど)。
それでも、トリックとか動機とか、微妙に意地が悪いあたりが、竹本健治っぽいなあ、と思ったり思わなかったり。
あと、あとがきでちょっと驚いた。