「デトロイト・メタル・シティ」(主演:松山ケンイチ)

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 というわけで、サークルの友人とともに渋谷で見てきました。公開から一ヶ月たっているのに、劇場は六割の入り。まだまだロングランは続きそうです。
 原作をなぞった内容に加えて、松山ケンイチ松雪泰子の超演技によって、かなりの好映画に仕上がっている。コストパフォーマンスは+\800ぐらい。普通の映画の1.5倍ぐらい楽しめる。
 松山ケンイチは「ウザすぎて嫌悪感すら抱かせる」根岸君の演技と、ライブのクラウザーさんの演技の間のギャップが絶妙。しかし、それを食ってしまったのが松雪泰子のデスレコーズ社長。かの名言「そんなんじゃ濡れねえんだよ」をはじめとした暴言の連呼。そして、殴る蹴るの大暴れ。めちゃくちゃ楽しそうなんいい演技なんですけど、イメージ的に大丈夫なんだろうか。まあ、本当はもっとやって欲しいわけですが。