「天元突破グレンラガン 螺巌篇」

 GW映画ラッシュの最後は、グレンラガン劇場版後編。某お茶会のSマモト・H田両氏とともに。
 テレビ版の再編集+新作だが、元の良さを生かして上手く繋いでいた。もともと「言葉の意味はよくわからんがとにかくすごい」映像で視聴者を押し切るアニメが、30分じゃなくて120分続くようなもの。見終わった後、どっと疲れた。画質がテレビ版のままのところがあって、見づらいせいもあったかもしれない。
 あと、テレビ版がいかに「毎週がクライマックス!」というイデオロギーに支配されていたかを確認できた。主人公のメカが負けそうになる→新パーツと合体して新マシンが! という展開を、第三部後半から第四部にかけてひたすら続けていたからなあ。パロディなのか素なのか。多分前者だけど。
 追加分は、基本的に最終戦。二体の巨大ロボットが、銀河を踏んだり、投げたり、壊したりするのを見て、デジャブを感じたと思ったら、デモンベインでした。ちっ、「天元突破デモンベイン」ってMADをニコ動で探したのに見つからなかったぜ!