川上稔『境界線上のホライゾン1』(上下)(電撃文庫)(ISBN:4048672185,ISBN:4048672703)

 上巻750円、下巻890円というのは、この厚さを考えると非常に安いのではないかと。何で4分冊にしないのか、と考えてみたら、4分割したら1巻目が設定資料集になってしまうからなのであった。話が動き始めるのが上巻の後半からだものなあ。相変わらず驚異のスロースターター。
 内容はいつもの川上稔。「“北側”を割断しただけだ!」のあたり、非常に川上っぽくてグー。あと「貧乳」とか。
 2は下巻が出てから考える。