Race for the Galaxy(非電源系)

 以前の日記に書いたカードゲームの拡張版をid:USA3が手に入れたということで、日曜日を丸々潰して遊んでみた。とりあえず6人で4プレイぐらいはしたと思う。
 面白くなってる!
 拡張による最大の変化は、人数の増加と、特定条件でのボーナスチップの追加。ボーナスチップは、ゲーム終了時に決まる5点札と、最速で達成した人に与えられる3点札がある。3点はともかく、5点の変動はかなり大きい。場に出せるカードの上限が通常12枚、それで40ポイント取れば勝てる可能性が高いゲームである。1枚平均3ポイント以上をどう叩き出すか、という戦略に「速攻でボーナスチップ確保して、安いカードを12枚並べてゲームを強制終了させる」という戦術が増えた。
 以前は、「得点が場のカードによって増減する6コスト技術」Vs.「資源消費によって確保できる勝利チップ」という基本戦術しかなかった。強いて言えば「カード効率に優れる軍事制覇で速攻をかける」という選択肢もあったのだが、如何せん軍事惑星は弱すぎるので中々前の二つに勝てなかった*1
 拡張セットの目的は、明らかにこの弱すぎる軍事制覇戦略へのテコ入れであった。それでもまだ6コスト技術特化戦略は強いが、状況によって軍事力戦略を選べる可能性が出てきただけでも大きな違いだと思う。
 ただし軍事特化は手札を増やす手段に乏しいので、そこをどうやって克服するかは今後の課題。あと、多分、みんなの戦略がもう少し練れてくれば今の2/3のターンで終わるような気がする。昨日遊んだ感覚だと、全員がメンゼンで打ってる麻雀と同じ空気がした……。
 ドミニオンも面白いけど、拡張セット込み込みで考えたらこのゲームも面白いぜ!

*1:普通のカードは場に出すときに、コストとして手札を捨てる必要があるが、軍事惑星はプレイヤーの確保している「軍事力」(一部のカードが場におかれたときに増加する)以下のポイントであれば、コストを一切払わずに場に出すことができる