劇場版ドラゴンボールZ(鳥山明原作)

 お茶会御達者倶楽部で見てきた。
 ……何というオッサン殺し。OPから「CHA−LA HEAD−CHA−LA」のアレンジ、界王様(八奈見乗児)のナレーションから入るとは。
 話の筋は、無印の頃に近い、のんびりしたイメージ。殺したり死んだり生き返ったりするシリアスな話にはなりません。むしろ兎人参化とかピラフ一味とかの頃のノリに近い。ほとんどの主要キャラが登場して、一言ずつ台詞があるお祭りなので、あまりシリアスな展開は避けたのかもしれない。
 その中で、一人だけカッコイイ役回りだったのがベジータ。「永遠のかませ」「二代目ヤムチャ」「ネタとAAの提供元」と本編ではいいところなしだったが、今回は熱く、格好良く大活躍している。結局、最後は悟空がおいしいところを持っていくのだけど。
 初見でもエンターテイメントとして楽しめて、オールドファンにもサービスを忘れない、さすがの作品だった。