2009-01-01から1年間の記事一覧

壊れない冷蔵庫

業界研究フェア最終日。最終日の基調講演は、CEDEC本体の基調講演を中継したもの。登壇するのは堀井雄二とスクエニのスタッフ。テーマは「国民的ゲームとは何か?」。内容はもちろん、ドラクエ?の話。 堀井雄二の話は、たとえ話を多く使ったり、昔の状況と今…

ガラパゴスの住人

縁があってCEDEC併催の業界研究フェア「ゲームのお仕事」にもぐりこませてもらった。というか参加無料なのでもぐりこむも何もないのですが。 内容は、就職セミナーの下準備のようなもの。大学生・専門学校生を相手に「どうやってゲームを作るのか」「ゲーム…

「センコロール」(監督・脚本・作画:宇木敦哉)

そのまま池袋テアトルダイヤのレイトショーで。とはいっても30分の映画なので、それほど遅くならないのがありがたいところ。 個人でアニメ映画を作った、という点では、先行する「ほしのこえ」などと似ていると言える。このセンコロールの場合、製作に「動画…

「空の境界 第七章 殺人考察(下)」(原作:奈須きのこ、制作:UFOTABLE)

これで劇場版「空の境界」コンプ……! あっちこっちの伏線を回収しているが、そんな数年前に観た伏線なんて覚えているはずもなく。 男同士のディープキスシーンを見せられて誰が得するのか。いや、保志×鈴村だから得するひとがいるのか。その層と空の境界を見…

強行日程

土曜日の夕方、留学時代の友人と酒を飲む。久々に会って話が弾む。 その後、id:USA3邸で徹夜。最新のボードゲームとして各所で評判の「ドミニオン」とその拡張セットである「ドミニオン:陰謀」を遊ぶ。あと、hamada先生が持参した同人カードゲーム「ロケッ…

こ、こいつ動くぞ……!

友人の鷹松氏とクソ暑いなかお台場へ。鷹松氏は三脚持参である。 お台場では月末まで、GreenTokyoガンダムプロジェクトが実施中。1/1スケールのガンダムが展示されている。 夏休み中ということもあって、お台場の潮風公園は親子連れで一杯だった。駐車場…

ついったー

先週のお茶会以来考えていることがある。 端的に言えば、「ツイッターは日常コミュニケーションのコストを増大させているんじゃないか」という問題である。 きっかけは、例会でsayukが言った「これオフレコなんでツイッターとかに書かないでくださいね」とい…

「花語工房」(サークル:緑林寮 作者:日京川(文)、戰部露(繪))

半分商業のグッズ屋のオリジナル同人。シナリオ中心でカバーと白黒イラスト。文章の中身はシスプリ(文章の頭の良さ的に)。 結局大半は東方・ヘタリア・ボカロあたりで占められていました。日本のコミケに参加しているサークルもあるようですし、ネタ的には…

「倫☆語 〜Rhapsodic Ringo III」(サークル:倫☆語PROJECT 作者:校工)

台湾の同人格闘ゲームのセルフ同人。諸子百家が全て女の子で、格闘バトル。この本は孔子×老子の百合。孔子はポニテで、老子は白髪紅眼のロリっ娘。……書いていて頭が痛くなってきた。これでいいのか儒教の国。

「東方雛夏夜」(サークル:Miruko House 作者:Miruco)

東方(紅魔郷)同人。フランはどのサークルでも人気でした。「妹樣!」っ旧字体で書かれると違和感があったけど。

「Cosicism」(サークル:REI's ROOM 作者:REI)

セット販売だったので。台北のメイド喫茶の宣伝イラスト集。架空のメイド喫茶かと思いきや、本当に存在してるらしく、今年で3年目とか。台北アニメイトの隣にあったメイド喫茶がそれみたいですよ!>魚くん、sakukくん おまけでお品書きと割引券がついてた…

「幻想繪空事」(サークル:REI's ROOM 作者:REI)

東方(地霊殿)同人。イラスト+コラム+ゲストイラスト+4コマ。フリートークがニコニコ動画の話(というかBAD APPLE!の話)しかしてなくてやべえ。

「SUMMER†HOLIC」(サークル:薫平方 作者:白河子)

まさかのまりほり本。でも中身はイラスト集。

上海・台北で買ったものリスト(同人誌編)

だいぶ経ってしまいましたが、台湾のイベント「Fancy Frontier 14」で買ってきた本のリスト。

風聆『馬桶上的阿拉丁』(台湾角川)

同じく第一回台湾角川軽小説大賞銀賞受賞作。タイトルは「便座の上のアラジン」。 金賞受賞作とは打ってかわって、かなりすっとこどっこい。 設定はこんな感じ。 アラジンは死を前にして、ランプの精霊に最後のお願いをしました。「おまえの力は強大すぎるか…

久遠『罌籠葬』(台湾角川)

第一回台湾角川軽小説大賞金賞受賞作。どちらかというと台湾の電撃金賞みたいな位置づけ。 日本の有名なライトノベルがどんどん翻訳されているせいで、台湾のライトノベル作家がなかなか育たないという現状を打破するため、台湾角川が創設したライトノベル小…

上海揚世動画有限公司編「画途(第一集)」(上海人民出版社、2008)

上海で発行された総合マンガ情報誌。編集部のインタビューやイギリス、フランスマンガの分析、コラム、マンガの書きかた教室などからなる。 創刊の辞に「我々は、この本を中国マンガの発展交流のためのメインプラットホームにしたいのである」という言葉から…

台北なぅ

昨日が超強行日程だった。 朝、Fancy Frontier(台北のコミケ)参加。 タクシーで宿に同人誌を置いて、昼から台北地下街(台湾のゲーム・おもちゃ店が集中している場所)を宗チェック。昼食もそこで。そこにあるメイドカフェに行こうとしたら潰れていて、近…

台湾にて

台湾に移動。初台湾です。 明日のイベントのカタログを探して台北市内をうろうろしたものの、売り切れ中の模様。 その過程で、台湾の秋葉原こと、光華数位新天地というビルを歩いてきました。オタクショップというよりも、パーツや電子部品の店と、コンシュ…

@上海

日食とチャイナジョイのために上海に来ています。明日には台北に移動する予定です。 昨日の日食、上海は大雨でした。他の都市では多少は見られたらしいのですが。残念でした。 今日は朝からチャイナジョイ(中国のゲームショー)に行ってきました。企業日な…

「劇場版新世紀エヴァンゲリオン:破」(庵野秀明総監督)

いつもの面子でエヴァ破を見てきた。 非常によくまとまった映画だった。動きはダイナミックだし、サービス精神旺盛だし、お約束のセリフはほとんどカバーしているし、伏線もちゃんと回収してるし、ちゃんと観客ほうを向いて映画が作られていたのがむしろ意外…

来週あたり、旅に出るので東京に居ません。上海で皆既日食見たりゲームショーに行ったり、台湾で同人誌即売会行ったり。

西尾維新『偽物語』(上下)(講談社BOX)(ISBN:4062836793,ISBN:4062837021)

読了。面白いけど、時間的にも金銭的にもコストパフォーマンスは激悪。 語り手の阿良々木暦の妹二人、火憐と月火の物語……のはずなのだが、ひたすら掛け合いが続いて、話の本筋はほとんどどうでも良くなっている。文章の七割は戯言で、話の本筋に関わる部分だ…

東方読書会

id:sayuk主催の読書会に参加した。区民館の会議室を借り切り、大量に東方同人を積んで4時間ひたすら黙々と同人誌を読みまくる集まり。こんなに集中してマンガを読んだのは久しぶりだった。 心残りがあるとすれば、せっかく有名どころをほとんど揃えてくれた…

「BattleMoonWars銀 ザ.ベスト」(同人ゲーム、WERK)

やべえ超面白い。月厨+スパロボ厨を狙い撃ち。 一言で説明すると、キャラは月姫・空の境界・Fateで、システムはスパロボ。以上。 スパロボ形式の命である、戦闘シーンの演出がめちゃくちゃ良くできている。ちゃんとカットインあり、合体攻撃の派手な演出あ…

西尾維新『偽物語』(上下)(講談社BOX)(ISBN:4062836793,ISBN:4062837021)

購入。 アニメ化する前に読んでおかないと!

川上稔『境界線上のホライゾン1』(上下)(電撃文庫)(ISBN:4048672185,ISBN:4048672703)

上巻750円、下巻890円というのは、この厚さを考えると非常に安いのではないかと。何で4分冊にしないのか、と考えてみたら、4分割したら1巻目が設定資料集になってしまうからなのであった。話が動き始めるのが上巻の後半からだものなあ。相変わらず驚異の…

浦沢直樹『Billy Bat』(1)(モーニングKC)(ISBN:4063728129)

「PLUTO」が完結したばかりなのに、もう次の連載が本になったのか。 戦争直後の重大未解決事件「下山事件」に巻き込まれる日系アメリカ人、という設定は、エンタテイメントとして非常に筋が通っていて、正しすぎるぐらい正しい。「20世紀少年」の序盤のよう…

宮本武蔵(西久保瑞穂監督、押井守原案・脚本)

世間がEVAを観ている時に、俺たちはこんなところ(テアトル新宿)でこんなもの(宮本武蔵)を見てきた。封切りからすでに3週間経っているというのに、20人ほどの観客がいた。 今回の押井はミリオタモード。しかし、それにも増していろいろ凄かった。詳しく…

追記

『MW(ムウ)』の実写映画化って、いつのまに?! しかももう来月封切り。 玉木宏と山田孝之の絡みですか。……世界の滅亡と男の愛情と友情の話だから、30年早かった腐女子向け漫画として、間違っちゃあいないと思うけどさ。